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知らないメーカー"blade"

ベース遍歴第3弾。
青木智仁氏の音に魅せられ、ジャズベ購入を検討し始めるんですが
例によって各メーカーのカタログを集めて見ていると気になることが。
それは木材。アルダーとかメイプルとか。これは何だと。
木が違うとそんなに音も違うのかと。
そこで、学校の図書館とか行って木の種類を勉強しました(笑)
楽器購入に直接役立ったりは全然しませんでしたが。
で、当時のMOON(当然「椰子の木MOON」)のボディがウォルナット(←木材です)の
ジャズベがいい!という結論に達しました。値段は21万円。
そんな高価な楽器、諸先輩方だって持ってません。
自分としてもそれを弾きこなす実力は全然ありませんでしたし、
7万円台の楽器からいきなり21万円のものに持ち替えるのはどうかとも思ったんですけど、
「幅広く使える良いものを長く使いたい」ということで、腹を決めました。
ただ、これまでのように、弾きもしないで発注して買うのは間違いだと
気付いていたので、そのベースが売っている店を探さなくてはなりませんでした。
そしたら、当時住んでたところの最寄駅のそばの楽器店に、あったんですよ。
おお、これだ!と思いつつ、これだけの高額な買い物はしたことなかったので
躊躇していたら、ベーシストだという店員さんが話を聞いてくれて、
「それだったら、MOONもいいけど、こっちのも良いよ」と言って指差したのは
お目当てのMOONの隣に立ててあったbladeというメーカーのジャズベ。
ボディはライトアッシュ。塗装はなくて、ライトアッシュでは珍しかったオイルフィニッシュ。
サテンフィニッシュのメイプルネックで指板はエボニー。ハードウェアはゴールド。
アクティブサーキットの基板が2枚入っていて、ミニスイッチで切り替える仕様。
当時のbladeのジャズベシリーズの最上位機種でした。値段は16万円。
とにかくすごく弾きやすくて、ベース暦5年目だった僕にも
丁寧に作ってあることが感じられるものでした。
音色は青木智仁氏のそれとは全く違うものでしたが、品が良くていろんなジャンルに
無理なく対応できる気がしました。しかし・・・MOONを買うって決めてきたし、
第一、bladeって聞いたこと無いし・・・。
そこから数日おきに度々楽器店に行き、MOONとbladeを弾き比べ、
その店員さんとも仲良くなりました。
(この店員さんはリペアも担当していて、後に、とっても弾きづらくてダメダメだった
僕のFender Japanのフレットレスを素晴らしく良い状態に仕上げてくれた方なのです)
で、ある日「bladeを買いそうなお客さんがいるんだけど、どうする?」って言うわけです。
まあ、僕に買わせるためのウソだったのかもしれないけど、
いい加減結論を出さないといけない時期ではあったので
「わかりました、じゃあ僕が買います」と、人生初のローンを組んで
Ibanezの2倍の値段のベース購入ということになりました。
良い楽器なので、ケースやストラップも、今までのようなサービスで付いてくる
安物を使うのはやめようと思い、ケースは1万円のもの、ストラップも頑丈な革製に替えました。
このbladeくんはこの後14年間に渡ってメインのベースとして活躍してくれましたし
買って丸19年になる今でも時々使ってます。
(5月2日のアクア木更津でのライブはbladeくんを使用)
基礎的な技術は初代メインのAria Pro IIで身につけましたが、
bladeくんで身につけたこと、学んだことは計り知れません。
酸いも甘いも一緒に味わってきたって感じです。
この楽器無くして今の僕はありませんね。

※文章中の「ジャズベ」は「ジャズベースタイプ」を意味しており
 真に「ジャズベース」と呼べるのはFenderのJazz Bassのみです。
 ・・・って書いとかないとうるさい人もいたりするのよね(笑)
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by CHDproduction | 2009-06-19 01:27 | playing the Bass | Comments(0)