ヨーロッパから来た青いヤツ

ベース遍歴第6弾。
bladeくんのネックは一向に落ち着かず日々調整に苦心していました。
しかし、とうとう手に負えない状態になり、
いろいろなお店でメンテナンスしてもらいましたが、
結局、ネック自体がダメになってきており、完全な改善はできないようでした。
トラスロッドもそろそろ限界にきていたので、
このままbladeくんを酷使するのは良くないし、
メンテナンス費もかさみ僕もいい加減困ってきたので、
やむなくメインベースの座を退いてもらうことにし、
その日から休日はもちろん、仕事の帰りにも時間があれば楽器店に行って
新メインとなるベースを探し始めました。
この頃は既に自宅でインターネットが使えたので、
どのメーカーがどんなベースを作っているかは
大体わかっていたこともあり、楽器店に行っても「あーネットで見たヤツだな」
というものばかり。なかなか「おおコレは!」というものには出会えません。
将来選び抜いた5弦を買うことにして、今回は多少妥協して即戦力になる4弦を買おうかなと
最有力候補としてSadowsky Tokyoのアルダーボディのジャズベを考え始めていました。
(あえてアッシュボディでないところがミソ)
しかし、やはりbladeくんの時のような出会いがほしいなあと思っていたとき、
仕事帰りに何気なく寄った某楽器店内の壁に、ネットでも見たことのないブランドの
青いジャズベがぶら下がっていたのです。
「CELINDER」・・・全然知らないブランドです。
しかし、Ken SmithやF-Bassと同格に並べられていたし、
その価格からも高級楽器であることはわかりました。
弾かせてもらうと・・・うおっ!昔ながらのジャズベの音!
ピックアップがEMGなのでバルトリーニの音に慣れていた僕にはすごい新鮮でした。
候補に挙がっていたSadowskyも置いてあったので、弾き比べること1時間半(←超迷惑な客)。
かなり悩みました。どちらも同じアルダーボディなのに、
Sadowskyは(Tokyoとはいえ)ちゃんとSadowskyの音がするんですよ・・・パチーンって。
これもいいんだよなあ。値段もCELINDERのほぼ半額だし・・・。
閉店の時間になり、今日は買わなくてもいいかと思い始めたのですが
Warwickを買い損ねたことを考えると、今買わないとまた逃してしまう
恐れもあるわけです。
そして・・・そうだ、これは自分が求めていた「出会い」じゃないか。
「出会った」んだよ、全然聞いたことの無い「CELINDER」というベースに。
bladeくんのときと同じパターンじゃんか。ということで
清水の舞台から飛び降りた気持ちで「こっちを買います」と言ってしまったのでした。
こうしてCELINDERくんが4代目メインベースとなったのです。
後で調べたら、CELINDERはデンマークの小さい工房で、
当時、日本には年に数本しか入ってこないブランドだとわかりました。
(個人で発注・輸入している人がいるかもしれませんが)
まあしかし外国製らしく(?)作りが荒いんですよ(笑)
これまで散々書いてきたようにネックはホントに弱いし、
買った当初から細かい問題がいろいろ出てきて
購入ひと月後にはメンテに出して、指板削ったり、フレット打ち替えたり、
ついでに電気系をちょっと改造して・・・と
稀少楽器の所有者としてあるまじき行為をどんどんしちゃいました(笑)
もともとカスタマイズという行為は大好きなので・・・
絶対にヴィンテージ楽器を買ってはいけないタイプですね、僕は(笑)
ボディもそちこちぶつけたんでへこみや傷がいっぱいだし。
もう価値は無いでしょう。まあその方が気楽で使いやすいけど。
ということで、長々と書いてきたベース遍歴もここで一旦終了です。
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Commented by Sumi at 2009-06-24 09:20 x
CELINDERは手にしたその日に購入ですか?
それはスゴいなぁ~(笑)
私は1度もないですねぇ。
Warwickのコトが教訓になっていたのですね。
その頃はジャズべの音を求めていたのですか?
カスタムショップは考えませんでした?
Commented by CHDproduction at 2009-06-24 13:09
>CELINDERは手にしたその日に購入ですか?
↑そうです!その代わり悩みまくって楽器店に1時間半居座りました。
スーツ着てなかったら、すごい嫌な顔されてたかも。

>その頃はジャズべの音を求めていたのですか?
↑そういうわけでもなかったと思います。
Spectorの80年代初頭のNS-2(JJ)があったら即買ってたと思うし・・・。
でも、CELINDERを最初に弾いたとき、「好きな音だ」と思ったから、
無意識にアルダーのジャズベの音が基準になっていたのかもしれませんね。
まあ、bladeくんと付き合いが長かったこともあって
どんなベースより4弦ジャズベの形が一番美しいとは思ってました。

>カスタムショップは考えませんでした?
オーダーってことですか?もちろん考えました。
オーダーしなかった理由は
1)バンドが活発に活動していたので完成まで数ヶ月かかるオーダーはできなかった。
2)出来上がってくるまでどんな音がするかわからないのはやはり恐い。
3)オーダーした楽器を持つほどの腕前ではなかった。
それと、やっぱり
4)出会いたかった。
ってことですね。
Commented by Sumi at 2009-06-25 07:20 x
なるほど・・・やっぱりSpectorが1番にあったのですね。
友人で使っているのがいるんですが(タイプはちょっと覚えてません)、
そいつが無頓着なヤツでネックが反りまくったまま使ってるんですよ。
なので弾かせてもらったけど、音以前にコレではって感じでした。

ちなみにカスタムショップとはフェンダー・カスタムショップのコトですよ。
Commented by CHDproduction at 2009-06-25 23:07
カスタムショップはフェンダー・カスタムショップのことでしたか。
Fenderじゃないのがほしかったんですよね・・・。
Fenderももちろんいいんですけど、
あのブリッジがどうしても好きじゃないんです。
フレットレスはあれでもいいんですけど・・・。
by CHDproduction | 2009-06-24 01:39 | playing the Bass | Comments(4)