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麗しき70年代

もう3日も前なんですけど、毎月行われているMTMさんの「月イチライブ」を見てきました。
バック演奏はカラオケなんですけど、毎回いろいろテーマというか「縛り」がありまして、
今回は「70年代の曲」の縛りだったんです。(先月は80年代縛りだった)
20歳ちょっとの子らが歌うんですが、当然リアルタイムでなんか聴いてない世代です。
僕だって小学生だったもんなあ。
まあでも、短い期間でよく研究してるなと思いました。
知らぬが華とでもいいますか、例えば僕らの世代だと
「そんな難曲を歌うか?」的な選曲を平気でしてしまうというね(笑)
だって「みずいろの雨」とか「舟唄」とか歌います?
よほど自信が無けりゃ手は出せないところですよ。
それでも果敢に(本人たちにその意識があるかは不明)チャレンジして
そこそこ歌えてるってのがまた、若い世代のすごいところよね。
逆に固定観念に縛られてしまっている僕の方が勉強になったかも。
「この曲に、こういう歌いまわしもアリだなあ」みたいなね。
とりあえず「黒猫のタンゴ」と「プレイバックpart2」はかなり良かったです。
この2曲の平成版を見た、って感じかな。

このライブを見て、録画したものでさきほど見直して改めて思ったんですけど
70年代の曲っていいですよね。名曲ずらりって感じ。
そもそも70年代って、日本自体がまだ洗練されてないっていうか、
おしゃれになるんだ!目指せ欧米!みたいな
エネルギーに満ち溢れていた時代だったんじゃないかと。
素人の僕が言うのもナンですけど、正直、アレンジとかはやっぱり野暮ったいですよ。
でも、曲自体がちゃんとしてるっていうか、きちんと作ってある感じがします。
僕は世代的にも80年代大好きなんですけど、
80年代になると、日本の曲もちょっとイケてるんじゃないの?みたいな
ライトでポップなおしゃれ感みたいなものが見えてくるんですけど
(このときのおしゃれ感も、今にしてみれば相当野暮ったい)
その分地に足の着いてない曲が大量に生産されてたイメージがありますね。
もちろん古いモノばかり聴いていてもダメですけど
改めて聴きなおしたり、歌ってみたりすると吸収できることはまだまだあるなと、そんな気がします。
by CHDproduction | 2009-08-22 02:58 | in the Music World