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眼帯娘、舞台に舞う

こないだの土曜は暑いくらいだったのに今日は雪ですか。
まあ2月だし、まだまだ雪が降ってもいい時期ではありますな。
そんな暑かった土曜日の話、もうだいぶ経っちゃいましたけど
ある劇団のお芝居を見てきました。
元MTMの娘が所属している劇団で、その娘も出演するということで
愛鈴からお誘いがありましてね。
僕は芝居に関しては全く知識がありませんので
具体的にどこがどうとか評価をしたりということはできません。
ただ、一所懸命やってるのねということは伝わってきました。
僕も表現するという意味では音楽をやっているので、
近しいものあると思っていましたし、実際近い部分はあるんだと思います。
でも、やはり芝居と音楽では全然別物だと思いました。
当たり前か・・・?
良くも悪くも芝居の方が受け手の胸に"来る"モノが重たいと思いました。
まあ幕が上がれば2時間近くやってるわけで、単純に情報量も多いのはそうなんですけど
いろんな感情がわかりやすい形でどかんどかんと入ってくる感じといいますか。
音楽だと楽器やメロディを介するのでその分内容も輪郭がはっきりしなくなるところがありますんでね。
例えば・・・そうだな「痛い」というのを表現するに当たって
芝居だと台詞でモロに「痛い!」と言ってしまったりするし、
表情や仕草で痛さを感じている情報が直接受け手に投げられるので、
受け手もすぐに「痛さを感じていることが理解できる」あるいは「痛さを共有している感を得られる」
という感じですかね。
音楽だと歌詞で「痛い」ってモロに歌っても、メロディーに乗せちゃうと
「私、痛さを感じている表現をしています」っていう感じになっちゃうでしょ。
感情移入しながらもどっかでメロディーを歌う客観的な自分がいる、みたいな。
違います?すいませんね、素人が言ってるだけなんで(笑)
まあ芝居は登場人物の人生を見せ付けるものですから、
(しかもストレートに。)重いと感じるんでしょうね。
だから、その人生の内容によっては、客席で見てるだけで体調が悪くなったりすることもあるのかもね。
とりあえず、芝居ってかなり覚悟が要るものなんだなって思いました。
アイドル辞めて女優になりまーすとか簡単に言ってるようなのはわかって無いんだろうなと(笑)
by CHDproduction | 2013-02-06 12:32 | from Ordinary Days