何度目の改造よ

なんでもそうですが、大事に使っていてもどこかトラブって修理が必要になること、ありますね。
昨年の夏にXoticさん(←5弦のベースです)の音が突然出なくなったのは記憶に新しいところですが
4弦のメインベースであるCELINDERくんも、だいぶ前からちょっとおかしくてですね・・・。

あ、ここからは楽器に関心のない方にとっては全く面白くない内容になります(笑)

CELINDERくんはマスターボリュームのノブを引張り上げたり押し込んだりすることで
アクティブ/パッシブ(アクティブスルー)を切り替えて使うことができるんですが
何年か前からパッシブからアクティブに切り替えた時に
ザラザラザラー・・・とノイズが出るようになっていまして。
(溜まっていた静電気が一気に流れ出すようなイメージ)
まあでもノイズは1秒以内に治まってあとは普通に弾けるので、騙し騙し使ってたんです。
が、昨年末のライブの当日のリハでこの切り替えをしたところ、
いつもより大きいノイズが出て、いつになっても治まらない状態になってしまったんですよ。
仕方が無いのでそのときはパッシブ状態のままライブを続行したんですがね。
で、近々CELINDERくんを使いたいことがあり、いい機会だから修理してもらおうと。
ただ、リペアショップって、こういっちゃナンですけどダメな店は本当にダメでして(笑)
技術が無いとかそういうのもあるんですけど、それよりも
ちゃんと問題の原因を特定できてないのに「この部品を換えれば済むだろ」って作業しちゃったりして
こっちの思いが伝わらないと言いますか、
言った通りの結果が返って来ないと言いますか。
以前も書きましたけど、乾電池用のスナップを交換してもらったら(5秒くらいで済むハンダ作業)
はい3000円って言われたことがあって、何か納得できないままお金取られちゃうみたいなね。

そんな思いもあって、ネットで検索すれば店はたくさん出てきますけど、
こちらが納得できるようなリペアをしてくれる店となると、全然わからないんですよね。
店の評判とかいろいろ調べたんですけど、決め手に欠けるので
僕自身がもう青梅線沿線に引越しちゃったんで、都心の店に行くのは億劫だし
近くにある店に持ち込もうという結論に達しました(←)

で、またいろいろ調べまして・・・福生にある「ギター工房アナグマ」という店に行ってきました。
ここはリペアもそうですけど、
オリジナルブランドのギターとかベースとかケーブルとかエフェクターとかも作ってるんですよ。
ってことは、楽器全体のことをよくわかってるってことになりますし
ケーブルなんかも作っちゃうということは電気系にも強いと(勝手に)判断したわけです。

初めて行く店ってのは毎回ビビっちゃうんですが(笑)勇気を出して入店。
何人かお客さんが居たんですが、その中に若いリペアマンがいて
ちょっと話したあと、そこで作ったベースとケーブルを使って弾いてごらんと。
弾いてみたら即あら!?と思うくらいレスポンスが良くて抜ける音がする・・・。
持ち込んだCELINDERくんで同じように繋ぐと抜けが今ひとつ。
市販されている"よく見かける"ケーブルに繋ぎ替えたら抜けが今ふたつ。
つまりこのケーブルだけで音が良くなっているということです。
しかも音に味付けをするのではなく、楽器自体の音を変えずに抜けを良くするというね。
ああこういう仕事をする人だったらお任せしちゃっても大丈夫だなあと思って、
ノイズ対策だけでなく、電気系統について全面的に診てもらうことにしました。
こうなると大抵の場合は、楽器を預けて後日受け取りに行くというパターンなので
まあ2~3週間くらい掛かるかなと思ったら、今その場で作業すると。
そのあと仮面ライダーの映画を見に行こうと思っていたんですけど(←)
そういうことならと作業が済むまで待つことにしました。
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ピックガードもネックもブリッジもピックアップも外して
サーキットの配線も全て切り、組み直す。
アクティブ/パッシブの切り替えはミニスイッチにしてもらました。
なんと言っても、作業するデスクが店のフロアの真ん中にあり、
手元の様子が丸見え・・・というか、完全にオープンな状態で作業をするんです。
話しかけても写真撮ってもいいですよって言うし・・・。
これ、とてもいいなと思いました。
僕は特に電気系についてはあまり知識はないので、具体的なことはわかりませんが
「ここはこうしますね」ってその場で確認してもらえるし、安心感が全然違います。
いろいろ話をしながら作業を見守り、結局3時間ちょっと掛かって終了。
営業時間とっくに終わってるのに、最後まできっちりやっていただきました。
当初の問題だったノイズは出なくなったのはもちろん、
開けてびっくりのぐちゃぐちゃの配線で覆われていたサーキットもきれいさっぱり。
まるで既製品のようにコンパクトにキャビティ内に収納されました。
アンプに繋いで鳴らしてみると、作業前とは明らかに音のキレが違います。
ああここに持ち込んで良かった・・・しかもご近所だし(車だと10分ちょっとくらい)。
何より、楽器で困った時に持ち込めるところが見つかったというのが嬉しいですね。
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by chdproduction | 2015-04-01 20:48 | playing the Bass | Comments(0)