「ほっ」と。キャンペーン

正しくは"Woo"だったことに驚き

中学の頃、学校の音楽の授業で「曲の途中でヨーデル風のフレーズが入る曲」を合唱することがあったのですが
そのヨーデル風の部分はファルセット、要するに裏声で歌わなくてはならないものでした。
僕は当時、裏声を出すことができませんで、クラス全員で歌ってみて、裏声が出せないのは僕とT君だけでした。
僕ら二人は先生に「ふざけないでちゃんと歌いなさい」と叱られましたが
それまでの人生で裏声を出す必要がなかったのでどうやって裏声を出すのか全くわからなかったのです。
大体、いつも真面目に授業を受けている僕が、この曲に限ってふざけるなんてことないでしょうに。
なんでふざけてるって思われたのか・・・。
いずれにしてもそのときに、裏声とはとても一般的な技術で、出来ない方が圧倒的に少数派で自分はその少数派に属しているのだと認識したわけです。
ちょっとがっかりしましたが、それ以外で裏声が必要な場面など依然として無いわけで、
まあいっか、ぐらいに思って過ごしていました。

数ヶ月か、どのくらい経ったか忘れましたが、
当時大人気だった英国のボーカル+ギターのユニットの「Bad Boys」という曲がヒットしていました。
その曲はとてもキャッチーでファンキー、何度聴いてもわくわくするようなアレンジで
それまで歌謡曲ばかり聴いていた僕(当然まだベースなど弾いていない)でしたが、がっつりハマってしまい
エアチェックしたカセットテープでそれこそ"擦り切れるほど"聴き倒しました。
僕は、いつも缶ペンケースを叩きながら鼻歌を歌っているような迷惑千万な中坊でしたので、この時期は「Bad Boys」ばかり口ずさんでいたのですが
この「Bad Boys」、冒頭から曲間からサビから「Fu!Fu!」というファルセットのフレーズがバンバン入っている曲なのです。
・・・いや、調べてみたら実際の歌詞は「Woo! Woo!」が正解のようですが・・・
で、あるとき自分がその「Fu! Fu!」を裏声で歌っていることに気付いたのです。
自分のことながらとても驚きました(笑)
あの授業中、どうやっても出せなかった裏声がいつの間にか出せていた・・・。
そうなのです「Bad Boys」という曲のお陰で、僕はファルセットが使えるようになったのです。
ファルセットが使えれば、歌える曲や、表現力の幅がぐんと広くなりますよね。
あのまま裏声が出せない人生だったとしたら、大人になって週3でカラオケに行くようなカラオケ馬鹿にはなれなかったでしょうし(←)
もしかしたら歌うこと自体、そんなに好きにならなかったかもしれません。
歌うことが好きでなければ、たとえベースを始めたとしても今のようなプレイにはなっていないはずですし
つまらなくてとっくに辞めてしまっていたかもしれません。
今聴いてもあのグイグイ攻めて来るベースは大好きですし、
同時期くらいに人気だったCulture ClubとかDuran Duranとかを好きになっていくきっかけになったんですよ。
ちとオーバーかもしれませんが「Bad Boys」は自分にとってのターニングポイントとなる曲のひとつだったんだと思います。

その「Bad Boys」を歌っていたWham!のジョージ・マイケルが亡くなったそうです。53歳。
熱狂的なファンではありませんでしたが、とても寂しく思います。
今思うとCulture ClubとDuran Duranはカバーバンドやったんだけど、Wham!はやらなかったんだよなあ。
しばらく聴いてなかったし「Bad Boys」のベース、コピーしてみるかな。
https://m.youtube.com/watch?v=hktHI4fGydE
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by CHDproduction | 2016-12-26 18:57 | in the Music World | Comments(0)