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おあげレベルアップ

ひと月近く更新してませんでした。
職場が移転してからはそこに通うのに慣れるのがなかなか大変で。
正直、体調が良いとは言えないんですよね。
それに、音楽的にも表立った活動はしてませんし、特に書けるような出来事も無くてですね。
FacebookにしてもTwitterにしても、おあげ(←犬)の写真ばっか貼ってます(笑)
で、今日はそのおあげの話。
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黒柴犬のおあげは3歳の女の子。
極度の怖がり、かつ気難しく神経質な子で、
僕も細君も(特に細君は手も脚も傷だらけです)何度となく噛まれてきました。
噛まれて血が止まらなくてタクシー呼んで病院に行ったことも数回あります。
解決法や躾の方法を書籍やネットで調べまくったのはもちろんですし、
躾の先生に来てもらったり、躾教室にも通ったり、
ずっとおあげに合った躾・トレーニングを探してきました。
しかし、誰かに相談してもほとんどの人は、飼い主の躾が悪いという結論で
アドバイスどころか時には嫌なことも言われたり・・・
自分たちのせいで噛む犬になってしまった、どうしたらいいんだろうと本当に悩みました。
そんな中、細君が犬の行動治療という治療を見つけ、受診させたいということで
藁にもすがる思いで東大で動物行動治療の先生の診察を受けました。
そして検査の結果、ある病気の発作が狂暴になる原因になっていたということがわかり
一年ちょっと投薬を続け、おあげの行動はだいぶ穏やかになりました。
ここ数ヶ月は自分の体の一部(顔や手足やお尻)を僕や細君にくっつけて寝たりごろごろしたりしてくれるようになり
楽しそうに笑う場面も増えました。
遊んでいるおもちゃを「ちょうだい」と言えば渡してくれますし、
こちらから「○○持ってきて」と言えば指定したものを咥えて持ってきてくれます。
おやつが欲しくて要求してきても何度か「待ってて」と言えばテーブルの下で伏せて待ってくれます。
犬をきちんと躾けられる人にしてみればどうということはないことでしょうけど
ウチではこういった行動をしてくれるまで本当に時間がかかりました。

さて先日の朝、おあげにご飯をあげようとしたところ、
おあげ用のお皿(子犬の時から使っているプラスチックの小さいもの)が見つからなくて
何気なく「あれ?お皿が無いな」と独り言を言ったら
おあげがケージから出てきてカーテンの陰からお皿を咥えて持ってきてくれたのです。
僕はあくまでも独り言を言っただけで、おあげに対して話しかけたわけではありません。
全然違う方向に向かってつぶやいただけ。
それでもおあげは僕がお皿を探している、という状況を理解して、お皿を持ってきてくれたのです。
そりゃあ「お皿」というキーワードが聞こえたでしょうけど
「持ってきて」とコマンド(命令)を出して持ってきてもらうこととは全然違います。
これにはとても驚きました。こんなことが出来るなんて!
そして涙が出るほど嬉しかった。

相変わらず怖がりですし、アレルギーもあるし、まだまだ問題行動もあります。
でも、ここまでいい子になってくれて本当に嬉しいです。
噛まれても噛まれても、血だらけ傷だらけになっても
「おあげは本当はいい子なんだよ」と言って世話をしてくれる細君には感謝しています。

犬を飼っていて、噛む・吠えるなど問題行動で困っている方は、
自分の躾のせいで・・・と悩んだり自分を責めたりしないで、犬の行動治療の先生に診てもらってください。
おあげのように実は病気が原因である可能性があります。
病気が原因であれば躾でどうにかできることではありません。
もちろん、発作を抑えるためにはずっと薬を飲み続けなくてはいけませんが
それは持病があれば人間だって同じこと。
家族が楽しく穏やかに暮らすために、手を尽くしてあげたいものです。
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by CHDproduction | 2016-10-11 19:08 | Days with a dog | Comments(2)