初Fenderはフレットレス

ベース遍歴第4弾。
僕がbladeを使い出して1年くらいしたとき、
学際のライブでアイドルものをやるバンドを作りました。
アイドルの曲のオムニバスの選曲だったんですが、
工藤静香の「恋一夜」をやるにあたって、どうしてもフレットレスの音がほしいと
夜勤のバイト中に突然思い立ち(笑)そのままバイト明けに、
お茶の水の楽器店が開く11時まで山手線で眠って、開店と同時に飛び込みました。
フレットレスなんて触ったこともなかったし、そのライブ後は使う予定もなかったので
とりあえずフレットレスなら何でもいいやと、店内に並んでいたFender Japanの
ジャズベのフレットレスをロクに吟味もしないで即買いました。
僕にとっての初Fenderとなったわけですが
選んだ理由は、ピックガード外したらジャコっぽいな、っていうだけ(笑)
7万円弱だったと思います。指板にはフレットの位置を示す線さえ書いていない
まっさらなフレットレス。
どうも普通の指板のフレットを打つ前のネックをジャズベのボディにくっつけただけのようで
フレットがない分ナットが高い!左手で押弦するのに相当力が要るし、弦高も高すぎ!
ウッドベース・・・とまではいかないけど、それにしても高すぎる。
弦高を指板に合わせて下げると、やっぱりフレットがない分ブリッジの
コマの高さを調整するイモネジが異常に飛び出してちょっと危ない(笑)
弾き手のことを全く考えていない作りにちょっと閉口しました。
ま、安いモンだしこんなものかと、とりあえずその状態で2年で数回使いましたが
どうにも弾きづらいし、使用用途がなかったので、そのままケースにしまいっ放し。
それでも数年が経過したとき、ギタートリオのジャズバンドSun Shower加入の誘いがあり
再びフレットレスの出番となりました。
僕はポールピースが剥き出しのピックアップはすごい苦手なので
(爪がポールピースとポールピースの間に入って引っかかる感じがする・・・)
いい機会だからバルトリーニに交換しようと思い、bladeを買った楽器店に持ち込みました。
そしたら、リペア担当でもあったbladeを勧めてくれた店員さんが、
「うわーこれ弾きづらいでしょう。全部直してあげるよ」と言って
ナットやブリッジの問題点はもちろん、ネックの仕込み角度などあらゆる面を
がっちりと調整してくれて、あんなに弾きづらかったベースが別の楽器のように
弾きやすくなったのです。
さらに、バンドも始まって使用頻度が増えると、ボディがどんどん鳴るようになり
何も考えずに買った安物のフレットレスが、いつしかbladeくんよりも鳴る楽器になっていました。
しかも・・・ネックが反らない。使いっぱなしで数年放置しても反らないんです。
この当時のFender Japanは侮れません。そして多分こいつはアタリだったんでしょう。
こういうことがあるから楽器ってわからないですよね・・・。
現在も年に1回くらいしか使わないんですけど、弦も全然張り替えないし、まさに放置状態。
ハードウェアも錆びてくすんでしまっていますが、
いざ弾くと求めている音をちゃんと出してくれるすごい楽器です。
[PR]
Commented by Sumi at 2009-06-20 23:33 x
楽器ってそうなんですよね。
特にギターやベースはボディやネックが木で出来てるから、
実際使ってみて、使い続けてみて、
やっとその楽器本来の性能?が解るというか。
そのジャズべはホントあたりだったのですね。
でもCHDさんのフレットレス聴いてみたいです。
Commented by CHDproduction at 2009-06-21 02:46
同じメーカー、同じ型番、いや、同じ木材使っても
楽器の個体によって音が全然違うし、
使い方や使う環境によっても音は変わっていくので
買うときの判断ってすごくアテにならないですよね(笑)
フレットレス・・・次の出番はいつだろうか・・・。
by CHDproduction | 2009-06-20 14:34 | playing the Bass | Comments(2)