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西川口でデビュー

ゴールデンウィークはあっという間に終わっちゃいましたね。
毎度のことですが、行楽地へ出かけたり帰省したりということは出来ないので、
ひたすらのんびりしてたなあ。
劇場版パトレイバーの最終章を見に行けたのは良かったが、実にもったいない・・・。
っていうか、あれって最終章なの?完全に続く感じの終わり方だったんだけど・・・。

そんな中、5月3日はArtery and Veinとして初ライブでした。
「Power of Groove」というこのイベント、
本当に上手い人しか出てなくて、見ていて面白かった反面、
個人的にプレッシャーがありましたね・・・。
信じられないくらい上手い中学生ドラマーとかね・・・。
あんな複雑なフレーズをあんなに易々と!っていう感じで
羽生結弦くんの4回転ジャンプを初めて見たときの衝撃を思い出しました(笑)

イベントは元々、病気になってしまったあるギタリストの方のために
仲間たちが立ち上げたものなのです。
そのギタリストの方は亡くなってしまったのですが、
彼の意志を継いでイベントも続けていこうよ、
そして音楽の力で元気になろうよ、という、
そういう主旨なんですね。
ファンク、プログレ、ハードロックなどバンドのジャンルは様々でしたが
Artery and Veinは、このイベントの主旨の核の部分を
他のバンドとは逆の方向から、
でも最もストレートに表したバンドだと言ってもいいんじゃないかと思います。
生きるということ、別れるということ、"いのち"ということ。
僕は今回ポッと現れてベースを弾いて・・・っていう立ち居位置だったのですが
会場に居る皆さんの思いも相まって、ボーカルの池田さんのMCは胸に来るものがありました。
それと、ライブの最中に思ったんですが、
このバンド、ボーカル以外のメンバーも自分の楽器で歌を歌っているんですよ。
だから、音に乗る感情の、その乗り方が凄いんです。
「楽器で歌を歌う」って楽器奏者にとって究極の目標のひとつだと思うんですよね。
このバンドは意識的にか無意識にか、それを実践しようとしていると言えるんじゃないかな。
実際にオモテ(お客さん側)に出ていた音の表情がどんなだったかはわかりませんが
必要以上に湿っぽくならず、良いステージになったと思います。
次は11月に(11月3日ということでした)同じイベントを開催するということでしたが
ステージ上でのMCでも池田さんから「次も弾いて」って言われましたので(笑)
喜んで弾かせていただきたいと思います。

そんな話もあって再び"弾ける場"を得られて嬉しかったのと
ライブの達成感と開放感から、
出番が終わってからは僕にしては比較的短時間でぐいっと飲んじゃいまして、
結構酔っ払いました(笑)
トリのRusty Knackle Headsはホーンセクションがあるファンクバンド。
Tower of Power大好きな僕にはドンズバでしたしね。
かなりご機嫌な状態で帰りました(笑)

ということで、
ベース弾きませんかと声を掛けてくれた工藤くんを始め
僕が好きなように弾いてもそれを受け入れてくれたメンバーに感謝です。

<<セットリスト>>
1)未来飛行
2)クロ
3)いのちのうた
4)情熱の灯
5)Dear myself

<<使用ベース>>
CELINDER J-Classic4 改
by chdproduction | 2015-05-07 19:12 | playing the Bass