そんなびっくりはしなかった

何の話かというと、ま、今日の話題としてはベタですが
サザンオールスターズの活動休止のニュースです。
どっちかって言うと、あ~この時が来たか、って感じですかね。
一見アンチっぽいコメントしちゃいましたが、
実は僕はものっすごいサザンファンだったんです。
中学生のときに「匂艶The Night Club」にやられてしまいまして。
この曲、サビでベースがチョッパーしてるんですが
当時、ベースなんて全然知らなかったのに
この曲を好きになったとは 自分の嗜好の一貫性に驚くばかり。
しかも、わかりやすい「キメ」があって、ハンドクラップもあって、ホーンも鳴っていて・・・
今、聴き直すと僕の好きな要素が満遍なく入っていたというね。
特定のアーティストを好きになったのはサザンが最初。
LPもEP(シングル)もレコード買いあさって、でもCDでもう一回全部買いなおして、
一時はファンクラブにも入ったりね。
ヘッドフォンステレオにはいつも自分で編集したサザンのカセットを。
嗚呼なんという昭和な話・・・若い方、ごめんなさいね(笑)
ギター買うときは迷わずサンバーストでローズ指板のテレキャスター買ったし。
コンサートも何回行ったかなあ。
ほんとにいつもいつも聴いてたんで、歌い方が身に付いてしまい、
大人になった頃には「桑田節マスター」と呼ばれるまでに。
要するに、カラオケでサザンの曲を歌うとですね、声質は全然違うんだけど
桑田さんの歌い方がそのまま再現できるということなんです。
当時はTVでモノマネしてる人より自分の方が上手いという根拠のない自信がありました。
それが・・・なんかバンドのパワーの減衰を感じるようになり
ずっと買い続けていたシングルもアルバムも買うのを止めてしまったのが
・・・もう10年くらい前かなあ。
なんかねえ、「前に進んでない」感じがしてきちゃったんですよ。
それまでは、バンド自体がちょっとずつでも「前に」向かって進んでいたと思うんです。
でも、その速度がぐぐぐっと鈍くなったような、そんな気がしてきたんです。
だから「TSUNAMI」がなんでこんなに売れるんだ?って不思議でした。
昔からのファンなら、あの曲って「サザンのバラードの王道」っていうか
失礼承知で言うと「ベタな」曲だなって思ったはずなんですよ。(あくまで主観)
まあ、TVでライブを見たりすると、50歳過ぎてあれだけのことができるって
やはりそれはすごいことだと思います。
しかし、このままその速度が鈍り続ければ
いつかは止まるときが来るんだろうなと思ってました。
で、昨日の活動休止宣言。
僕が鈍りを感じてから10年経ってると思えば、それでもよく続いたもんだと思います。
前回のブログの内容と上手いことリンクしちゃいましたけど
モノゴトには必ず終わりがあるんですよ。
特にバンドって生き物ですからね、必ず寿命があるもんなんです。
本来30年も続けられるものではないんですよ。
バンドという生き物の常識からすると、サザンは「異常」なんです。
そんな風に思っていたので、
活動休止宣言を聞いても僕はそれほどの驚きはありませんでした。
HPのコメントでは再始動が前提みたいですね。
その頃にはもしかしたらメンバー全員60歳近くになってるかもしれないけど
かつてのような「前に進もうとする」サザンであってほしいなと思います。

デビュー当時はその曲調・いでたち・立ち振る舞いからコミックバンドと思われたり、
歌い方も「何を言ってるのかわからない」と批判されたり、
紅白で三波春夫のパロディやって大ヒンシュク買ったり(←なつかしい!)したのに
今じゃすっかり「国民的バンド」ですよ。
活動休止を発表したらニュースでトップで取り上げられるわ
新聞じゃ社会面に載るわ、号外まで出ちゃってんでしょ?
すごいですよね・・・30年かけてここまで認められたってことですからね。
もっとも成功したバンドのひとつの形になったのは間違いないです。

ちなみに、僕が好きな曲は
「涙のアベニュー」「匂艶The Night Club」「C調言葉に御用心」
「翔(SHOW) ~鼓動のプレゼント」「Just A Little Bit 」
このへんかなあ。古いのばっかりやね。
久しぶりにカラオケでサザン歌ってみようかな。
・・・でも2000年になったくらいから桑田さん、歌が上手くなっちゃって(←何様?)
マネしづらくなってきてるんだよなあ(笑)
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Commented by Sumi at 2008-05-20 06:59 x
CHDさんがそこまでサザンのファンだとは知りませんでした。
好きだからこその思いがあるんですよね。
なんとなく分かります。
私にはゴダイゴがそんな感じだったなぁ~。
サザンに比べるとかなり早く消えていきましたが・・・。
再結成のライヴも行ったりしたけど、
かなり微妙で・・・逆に悲しくなりました。
Commented by タニ at 2008-05-20 19:28 x
サザンは僕も大好きでした。
10代の多感な時期を、桑田氏のあのスケベな歌詞とともに過ごした思い出があります(笑)
いい時代でしたね~。
Commented by CHDproduction at 2008-05-21 00:58
>Sumiさん
ゴダイゴねえ。僕も大好きですよ。
コピーバンドやったんだけど難しかった・・・。
再結成時、TVで演奏してるのを見たんだけど
タケカワさん・・・相当歌ってなかったでしょって感じに思えました。
おニャン子クラブもそうだったけど、
再結成って見たいような見ない方がいいような・・・
難しいトコですよね~。
>タニさん
ほんと、いい時代でしたね。
ちなみに僕はアルバムでいうと「TINY BUBBLES」「ステレオ太陽族」あたりが
好きなんですけど、タニさんはどの辺ですか?
Commented by タニ at 2008-06-17 18:14 x
1か月近く悩んだんですが(笑)、結局絞りきれません…。
僕の中学~高校時代にかけて発表されたアルバムは、どれも僕の青春そのもの。
特に「タイニイ・バブルス」から「ステレオ太陽族」、「NUDE MAN」、「綺麗」、「人気者で行こう」までの流れは、今なお心の琴線に触れるものばかり…。
聴けば当時の風景が自然に思い出されます。
どれが一番なんて、僕には選べません(笑)
という訳で、ずっとコメントしなきゃと思って気になっていたんですが、結局結論出せなくてすみません(汗)
by CHDproduction | 2008-05-20 01:46 | in the Music World | Comments(4)